TAB-SUN (タブサン)ジム無料体験と書いてあったので話を聞きに行ったんですよ…。



うんうん、どんな感じだった?



すぐ帰ろうと思ってましたが、なんだか帰れない雰囲気になりましてね…。気づいたら2時間くらい経過してましたよ…。



それ、よくあるやつ。
パーソナルジムの無料体験やカウンセリング。
行ってみたいけど「勧誘がしつこそう」「断れなかったらどうしよう」と感じていませんか?
そう感じるのは自然なことですが、でも無料体験の現場を知っていれば、ちゃんと自分で選べます。
この記事では、体験カウンセリングの現場で実際に何が起きているかを整理します。
パーソナルジムの体験カウンセリングで起きていること
無料体験やカウンセリングは「気軽に試せる入口」のように見えます。
それは事実なのですが、その場で何が起きているかを知っておくと、行く前の不安がかなり減ります。
①ヒアリングが営業の下ごしらえになっている
体験やカウンセリングでは最初に「週に何回通いますか?」「月にどのくらい使えますか?」と聞かれます。
これは顧客の状況をヒアリングするため必要なのですが、でもニーズ把握だけじゃないです。



週2回で月1万円くらいが妥当かと思ったのですよ…。



おこづかい少ないもんね。



すると、その後に提案されたプランが32回、4ヶ月、48回払いの総額数十万円で…。なぜか涙が出そうになりましたね…。



予算と頻度を聞く。それに乗っかる形でコース出す。流れ的にそうなってるんだよね。
国民生活センターでも、この流れで高額長期契約に進んだケースが確認されているのだとか。
「聞かれたから答えた」「そのままズルズルいってしまった」の典型と言えるかも知れません。
②「今日だけ」で即決を迫られる
「今日入会で入会金無料」
「このキャンペーンは今月まで」
「今決めてくれれば〇〇%オフ」
こういった言葉は、トレーニング体験後にポンポン出てきます。



今日だけと言われたら、このまま帰るのはマズいと思いますよ…。ジム通いしたいのは事実ですからね…。



冷静に考えるきっかけをなくしちゃうよね。
東京都消費者被害救済委員会は、この手の「当日限定特典」による即決勧誘を、問題として認定しています。
焦る気持ちは自然ですが、それを利用した設計になっている可能性があります。
③タブレット契約で総額が見えにくい
最近のお店はジムに限らず、契約をタブレットで完結させるところがあります。
画面を見せながらスクロールして「ここにサインを」という流れです。



月々の支払金額しか見てなくて、総額を聞いたら腰抜けそうになりましたよ…。



月額表示と総額は別物で、計算しないとわかんないよね。
「タブレットで契約書を見せられ、総支払額の説明が不十分だった」という報告もあります。
スクロールしながら署名を求められると、細かい条件が頭に入りにくいのは当然です。
④長時間説明で判断力が下がる
体験前後を合わせると、カウンセリングが2〜3時間になるケースがあります。



ベンチプレスのあとはヘトヘトでしたよ…。普段重いものなんて、茶碗くらいしか持ちませんからね…。



疲れてる時って判断しにくいよね。まさかそこを狙ってるとか?
長時間の説明は、意図的かどうかはともかく、判断力は下がって当然でしょう。
体験後に「疲れたし、もういいか」という状態でサインするのは、あとから後悔しやすいパターンです。
⑤帰宅を妨げる雰囲気
「今日はこの後どうされますか」「せっかく来ていただいたので」という言葉とともに、なんとなく帰りにくい空気になることがあります。



おなかが空いたから帰ると伝えたのですが…。着替えのあと、また呼び止められたのですよ…。



それ、相談事例にそのまま出てくる話だよ。
実際に、国民生活センターの事例には「着替え中や帰宅直前に長時間引き止められた」というパターンが記録されています。
帰りにくいのは気の弱さじゃないです。
⑥比較検討のつもりで行くと、流れに乗せられやすい
ここまで見てきた通り、パーソナルジムの体験カウンセリングは「気軽にジムを試す場」として設計されていません。
多くの場合、新規契約を取るための場として機能しています。



体験なんてウソッパチということですか…?



知ってから行けば、ちゃんと自分で選べるってこと。
体験自体はとても有意義だし、刺激になります。
なにより、ジムの雰囲気、トレーナーとの相性、設備の状態は実際に行かないとわかりません。
問題は「知らずに行くと圧力に負けやすい」という点です。
「当日契約しなくていい」という話


結論から言うと、当日契約しなくても何も問題ありません。
焦って契約して、後悔が大きいことだってあるはずです。
東京都の消費者向け助言では、「カウンセリング当日に急かされても、その場で決めないことが重要」とあります。
同じようなキャンペーン展開をするジムはいくらでもあります。
体験前に知っておくと楽になる3つのこと
1. 「今日は決めません」と最初に宣言していい
カウンセリングが始まる前に「今日は話を聞くだけで、契約は持ち帰って検討します」と伝えてOKです。
それで態度が変わるジムなら、むしろそのジムの性質がわかります。
2. 契約書は必ず持ち帰る
その場でサインを求められても、「持ち帰って読みます」と言えばOK。
消費者庁・国民生活センターともに、契約書の持ち帰りと熟読を推奨しています。
3. 迷ったら188番
「もしかして変な契約したかも」と思ったら、消費生活センターの相談窓口(局番なし188番)に電話できます。
これは無料で、解約の相談にも乗ってもらえます。
さいごに



知っていたら、恐れることはありませんね…。



落ち着いてから、また別のところ体験に行ったらどうかな。
体験カウンセリングは、知識を持って行けば有益な場になります。
だからこそ、ちゃんと比較させてくれるジムを選ぶことが大事です。
雰囲気に流されず、自分のペースで判断できるジムを選んでくださいね。
契約が明確で、透明性の高いジムとして当ブログが紹介しているのはこの2つです。
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参考データ
本記事の事例は以下の公的資料をもとにしています。
なお国民生活センターは、消費者と事業者の間に入って解決を図る公的な仲介制度(ADR)を運営しており、今回紹介した事例もADRの記録から確認されたものです。





